増上寺「三解脱門」特別公開中!

東京タワーすぐ近くの大本山増上寺では、国指定重要文化財「三解脱門」が特別公開中


道路に面した赤い色の門の事で、普段は非公開なのですが、今は2階内部に入って仏像を拝観したり、外の景色を眺めることができます。
建立400年記念、11年ぶりの一般公開だとか。
 
 
この特別公開を記念して、入場者への記念品として配布されるトレーディングカード「MY 十六羅漢」のイラスト(全17種類)を、メンバーの ちばけいすけ が担当しました!
すごいことですよこれは。 
三解脱門に入場する際、ランダムでトレーディングカードが1枚もらえるのだそうです。
10月の平日に、さっそく行ってみました。

あいにくの雨だったのですが、すいててじっくり見れました。
 
朱塗りの三解脱門をくぐってすぐ右側に、受付があります。
 
受付の前に、16羅漢のカードがもらえる旨のお知らせが、カードの写真とともにありました!


イラストを担当した、ちばさんによると…カードは番号順に左側から並べると、
背景がつながるようにデザインされたそうです。
コンプリートして並べてみたい!


⚠️三解脱門の拝観の際、いくつか注意点がありました。

▼急な角度のハシゴの上り降りがあります。
足腰に不安がある方、高所や狭い場所が苦手な方、ヒールの高い靴やスカート着用の方は注意が必要です。

▼大きな荷物はロッカーを使用されるように、
長い傘は入口手前の傘立てに置くよう指示されます。

▼写真撮影は可能ですが、周りの方へ配慮を。
フラッシュ撮影は禁止、
一脚・三脚・自撮り棒の使用も禁止です。

▼楼上に登れる人数に制限があり、
来場者が多い場合は整理券が発行されます。
並ばなくても大丈夫そうですが、少し待つ可能性があります。

私が行った時は平日、雨の日だったためか、
整理券の配布はなく、すぐに入れました。
傘は持って入れません。
入口手前の傘立てに置きます。

入ってすぐ、入場券を購入。
「十六羅漢カード」もそこで頂けます。
カードは1枚ずつ見えないように包装されていて、くじ引きみたいな形で頂きました。
いざ、楼上(上の階)へ!
 
足元が薄暗く、楼上までの階段が急勾配!
元の木製の階段の上に、金属製の階段と手すりが取り付けてありました。
江戸時代初期の建物!感動です。
漆塗りで装飾が素晴らしかったです。
(階段の上り下りの際、漆が服やカバンに付着しないようにご注意を)

上がってきた所。
楼上(2階内部)には、
釈迦三尊像、十六羅漢像、増上寺歴代上人の像が奉安されています。

仏像の写真は、ちょっとだけご紹介。
仏像の反対側=道路に面した側は、扉が開いて見晴らしが良かったです。
 
 
楼上では、録音された音声ガイドが流れていました。
三解脱門は真東を向く配置。
江戸時代は、ここから海が見えたそうです。
江戸時代は、今の東京タワーの展望台のようなランドマークだったようです。
庶民も登楼できる日が年に何回かあり、そんな時は山内に屋台が出て賑わったとか。

私が頂いたカードを袋から出してみました。

那伽犀那(ながさいな)様でした。
現物と一緒に撮りました。
カードはボケて写ってますが、よく似てます!
カードの裏側は徳川家の葵の御紋がどーんと印刷されていて、重厚感がありました。
困った事が起きたら、このカードを水戸黄門風に出したい感じです。
 
釈迦三尊像の中の、普賢菩薩が乗っている象さんや、お釈迦さまが乗ってる蓮の花の下にいる生き物(何だかわからない)がまた私好みでした。   




ゆっくり見て、また急な階段を降りて、下界へ降りました。江戸時代にタイムスリップでした。入口手前に置いた傘を取りに、軒下を通って戻りましたが…少し雨に濡れました。江戸時代は「見ただけで三毒を取り去る」と言われた、三解脱門。
思った以上に良かったです!この機会にぜひ。
 

 【増上寺「三解脱門」公開期間】
令和4年10月1日〜11月27日(日)
定休日;火曜日
公開時間;10:00〜16:00(最終入場)

拝観料;大人 1000円
    中高生 500円
    小学生以下 無料
   ※記念品(十六羅漢カード)付き


 
増上寺の宝物展示室で同時に開催中の企画展、「増上寺 三解脱門展」も良かったです。
御朱印集めている方は、期間限定の御朱印もありました。
また、別の機会に。

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